前立腺肥大

～のこぎりやし～

良性前立性肥大・排尿障害・過敏膀胱が気になる方へ　　　　　　　　　　　

「ノコギリヤシ」は北米の先住民が前立腺炎や前立腺肥大に用いてきたハーブで「植物性のカテーテル（導尿管）」の別名を持ちます。壮年期の男性の中には夜中にトイレに何度も起きたり、尿の出が悪く残尿感があったりする症状に悩まされることがあります。これは男性ホルモンであるテストステロンが５－αリダクターゼと呼ばれる酵素の影響でジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）となって活性化し、前立腺の受容体に結合することで前立腺が肥大し、尿道を圧迫することによります。（この時期に額が広くなる男性型脱毛症もＤＨＴが原因と考えられます。）ノコギリヤシの成分は５－αリダクターゼの活性を阻害し、かつＤＨＴと受容体との結合を阻害することでこうしたデリケートな症状を改善することができるのです。またノコギリヤシの成分はリポキシゲナーゼの活性阻害による消炎作用を発揮することも確認され、男性機能の低下といった影響もないため良性の前立腺肥大のファーストステージでは薬物的および外科的アプローチよりも優先して採用されています。（グリーンフラスコ研究所より抜粋）http://www.greenflask.com/laboratory/
グリーンフラスコ研究所が推奨しているように有効成分を標準化し、他の抗酸化成分を配合している製品がお薦めです。
【作用】　酵素（5-α-リダクターゼ）阻害、消炎、利尿
【適応】　良性前立腺肥大（ステージI～III）、排尿障害、過敏膀胱
【剤型】　茶剤、チンキ剤など
【服用法】本品1～2g相当を1日に服用します。他の剤型では標準化エキスを1 日320mg　
【ブレンド】ネトルルートやパンプキンシードなどの抗酸化成分
【安全性】メディカルハーブ安全性ハンドブックではクラス1に分類
【注意】　まれに胃に障害を起こすことがあります。
【参考文献】HERBAL MEDICINE （American Botanical Council）